(磯乞食貝)






第1位; オウムガイ&アオイガイ&タコブネ:初めて発見した時は「まさか?」であった。
流れ着くとは聞いていたが、まさか見つけようとは!アオイガイも海の中道北海岸を歩いていて初めて破片を発見した時は,その人工的な
プラスチックの手触りに,ごみではないか?と疑ったものだ。
渡嘉敷島越島隊を参照:Click!
詳しくは磯乞食の漂着物集を参照: Click!


オウムガイについては「おうむの部屋」へ

「おうむの部屋」




第2位 マンボウガイ(Cypraecassis rufa):
今だに打ち上げ以外は発見していない貴重なもの。
この朽ちた貝を見つけた時は荷物になるから放っておこうかとさえ思ったが
今にして考えれば持って帰っていて良かった。
その後朽ちてはいるが少しはましなものと破片を発見した。
        (写真)マンボウガイ&破片;渡嘉敷島&儀志布島&破片は沖縄本島、部瀬名


 
第3位; ツボイモ(Conus aulicus):
昔から貝の本を見ながら気になっていたものの一つ。形から模様から存在感はイチオシ。
白く焼けた砂浜の小石に混ざって大きくて色あせていない、
それでいて殻口の破損以外は壊れていないものを見つけた時の感動は筆舌尽くし難い。
今ではダイビング中に転がっているのを2個見つけているがいずれも小さくて、
ジェムでなくとも大きい打ち上げの方がお気に入りである。
ただし、ダイビング中、エイに食べられたか砂地に割れて転がっている
大きなツボイモを見かける事があるが、その時は悔しくてならない。
      (写真)ツボイモ渡嘉敷島;

【ツボイモファミリー】
ソウジョウイモ(Conus episcopatus):
ツボイモ軍団では陰武者的存在で、ツボイモ同様に打ち上げは滅多に無く、
ナイトダイビングでも見つけた事はない。ツボイモよりも少ない位である。写真のものは模様がナガアジロ風であるから分かりやすいが、中には
ほとんどツボイモとうりふたつのモノもある。(写真)ソウジョイモ渡嘉敷島;
ナガアジロイモ(Conus magnificus):ツボイモ軍団のうち、一番よく打上がる。
遠目に「やった!ツボイモじゃん!」と喜んで近寄るとコイツの事が多い。
しかし、ナイトダイビングではツボイモしか見たことがないから不思議。
(写真)ナガアジロイモ渡嘉敷島;

ホソタガヤサンミナシ(Conus auricomus):
私はてっきりツボイモの亜種かと思った。ツボイモ軍団のメンバー。
とてもタガヤサンミナシ派に見えない。稀;渡嘉敷島


第4位
フイリチドリダカラ(Erosariinae Annepona):
模様が少しはげているが、唯一打ち上げを発見した稀品。;座間味島 
が、2004年、我が聖地・渡嘉敷島でもようやく打ち上げを発見!しかも 艶々で剥がれなし!;渡嘉敷島
その後は海中(座津武)の浅場にて稀に拾える。ただし、打ち上げより艶やかさに欠ける。


第5位
クロミナシ(Conus bandanus):
ナンヨウクロミナシの方が美しいが、おそらく打ち上げられるのはクロミナシの方であろう。
黒地に大胆な三角白模様は美しい。     (写真)瀬底南;


第6位
ハラダカラガイ:宝貝ははっきり言って打ち上げは艶が無くて美しくない。
小さなものや、たまに打上がったばかりの美品はまさにお宝。
しかし、それでも生きていたものや、ダイビング中に見つけた殻等と比べると
微妙に艶が落ちている。ハラダカラはその最たるもの。
何度も打ち上げを発見してはいたが、網目模様ははげていたりするものが多い

 

第7位
ツグチガイ( Primovula rhodia):
この貝は俺が貝コレをするきっかけとなった幼稚園時、宮崎県は青島にて発見し、母親にプレゼントした
想い出深い貝。93年に和歌山県の勝浦近くの浜で偶然発見!
まるで口紅のような艶やかな美しさは絶品である。しか〜し、これも何処かに消え失せてしまった。
沖縄にはどうも見当たらない貝だけに、本土で探すしかないな。

ツグチガイ:
とうとう収穫!2001年春、西日本の海岸沿いを延々北上し、御前崎にて発見!
なんとわずか2時間程度で、わずか20メートル四方に9個も!御前崎よ、おまえはエライ!!(さぶ〜!);静岡県・御前崎

ちなみに、2003年、浜松在住時、御前崎にて「1000個切り達成!

ツマニケボリ:
ツグチガイとほぼ似ているのだが、少し角張っている
(人間で言えばエラが張ってる)感じのタイプ。しかもピンクで黄色い縁があるものを発見!(2番目の写真右・左は比較として
御前崎のツグチガイ);静岡県・御前崎(左写真の左端)&鹿児島県・頴娃大川&沖縄県・与那国島・久部良(3番目の写真)


第8位
ムラクモダカラガイ(Chelycypraea testudinaria):
これが初めて打上がっていたのを発見した時は「なんじゃこりゃぁ?」だった。
幸いにも綺麗なものだったのでうれしさもひとしお。こんな巨大で細長い宝貝があろうとは。
ちなみにこの時発見したものは殻高13cmの大きなものであった。
(写真)ムラクモダカラ<上;10cm 下;13cm>上;辺戸岬:(色が白っぽい)下;渡嘉敷島:



第9位 インドアオイ(Corculum impressum)& アオイガイモドキ(Corculum monstrosum) リュウキュウアオイガイ(Corculum cardissa) :
これらは打ち上げとは違って、まさに磯乞食して礁原を歩いていると生きたものを見つけられる。
ハートガイという貝は他にあるが、俺的にも彼女的にもこれらが本当のハート貝に他ならないと思っている。
こいつらは「拾ってください」と言わんばかりにハートの形そのままに礁原に横たわっている。
元彼女いわく「もっと礁池の中とか石の下とか隠れてたらいいのに。せめて身体を縦にして岩の間に挟まるとかすれば?」
俺も同感である。まさにデートにはもってこいの貝。
初ものはオレンジ色で奇麗だったので彼女にプレゼントしたが、以来、白ばっかりである。
小さな赤いドットがハート型に控えめについているのもある。
インドアオイは唯一レモン色のものをゲット。
ちなみにこの貝を探している時に歌う歌は「ハートのエースが出てこない〜♪」ふっる〜
なお、2000年辺りでの大規模な白化現象以降、伊計島で探索したが、貝殻すら無し。
(写真)左;インドアオイ 中 ;リユウキュウアオイガイ(最大)。普通は3〜4cm程度;;沖縄本島、伊計島
(写真)右:オレンジ色のリュウキュウアオイガイ。自己で2個め。
図鑑には様々な色彩があるが、沖縄は白が大半を占め、色つきは珍しい。
;渡嘉敷島、ロングビーチ礁原



第10位
ジャノメダカラ(Lyncina argus):
これもよく打上がっているが、初めて見つけた時は異様な蛇の目模様に驚かされた。
これも色あせているパターンが多く、ダイビングやシュノーケリングで見つけたものにはかなわない。
しかもダイビングで見つけるようになってから不思議と
シュノーケリングでも見つかるようになる。これはトウカムリやフシデサソリにも言える事なのだが。




(その他)


(タカラガイ科)

 
キンカンダカラ( Lyncina ventriculus):
2009/4 礁原を歩いていて、たまたま水溜りで拾ったもの。 
最初はホシキヌタの色の濃いものかと思った。ヤドカリ入りであったが、
成長時の傷と殻表面に微細なクラックがあるも、艶々FD.
日本産出例が非常に少ない稀な貝。沖縄では、これ以外の報告が無い模様。
長年通っている場所でもあり、後日、水中マスクを持参で周囲を改めて探索したが、
見つかるのはハチジョウ、ヤクシマばかり・・・当然といえば当然か。
:辺戸


メノウチドリダカラ(Cypraea globulus):
打ち上げは良く見かけるが、海中では偶に見かける程度。(写真)メノウチドリダカラ;渡嘉敷島;


リュウキュウダカラ(Blasicrura luchuana ):
琉球列島のみに生息する、日本固有種といってもよいタカラガイ。
もっぱら、砂泥地の礁原の転石下から見つかる事が多いようだ。
マメシボリダカラと似る。これは与那で拾ったFD.:与那

カバホシダカラ(Palmadusta lutea):
唯一の打ち上げ。残念ながら発見したのは俺ではなく、元彼女の方。
;沖縄本島、部瀬名;
が、2003年、静岡は御前崎界隈にて2個、打ち上げで発見。うち、1個は艶々の上物!;静岡、御前崎・尾高海岸;

カバフダカラ( Erosaria caurica):
意外に打ちあがらない。地味なタカラガイなので メダカラ同様に拾うのをためらったが、
大きめだったので持って帰ったら「少産」であった。
(写真)カバフダカラ;沖縄本島 部瀬名


タルダカラ(Cypraeinae Talparia):
大型の宝貝ではヤクシマダカラに続いて綺麗に打上がる事が多い。
;沖縄本島、至る所。(生態写真)沖縄本島、残波岬北

カノコダカラ(Cribrarula cribraria ):
小型宝貝系では好きな貝の一つ。白地に茶色と白水玉の衣装を身にまとった洒落もの。
磯乞食貝収集で取り敢えずは満足できる成果の一つと成りえた。
微小貝ゆえに打ち上げでもつややかではあるが、やはりスキューバで転がっている
貝殻に比べると極わずかに劣る。生貝は見た事がないが、
何故か辺戸岬の一つの岩場周辺には夏にたくさん殻が転がっている。
で、1ダイブで5〜6個も見つけてホクホク顔で戻ったら、BCのポケットに穴が開いていて、
全て紛失していたのはショックが大きい。
<2cm>図鑑には2.5cmと書かれていて、和歌山でも色あせている大きなものを拾ってはいるが(写真左端;2.9cm)
沖縄では拾うものは大体が1.5〜2cm位である。(最大で2.6cm)

ウキダカラ(Palmadusta asellus):
元彼女は何故か「ロールパン」と呼び、オキニの一つのようだ。似た柄のサバダカラと比べると、
白黒はっきり分かれているからだろう。

ジュズダマダカラ(Cypraea beckii):
いくら探しても見つからなかったのだが、与那国島の久部良漁港脇の小さな浜にだけは1日に2〜3個見つかる。
;与那国島・久部良;



チリメンダカラ(Cypraea childreni):
稀産という割には良く拾える。我々は「ちょうちん」と呼んでいる。
スキューバでも潮当たりのよい岩場の吹だまりにはチドリダカラと共によく転がっている。
イボダカラ(Staphylaea nucleus):
磯乞食でよく拾える、拾いがいのある貝の常連。しかし、艶のおちたものが多い。
(写真)イボダカラ;沖縄本島のいたる所
ナシジダカラ(Cypraea labrolineata):
磯乞食でよく拾える、拾いがいのある貝の常連。ウミナシジダカラよりも一回り小さい。
(写真)ナシジダカラ;沖縄本島のいたる所

シボリダカラ(Cypraea limacina):
磯乞食でよく拾える、拾いがいのある貝の常連。(写真)シボリダカラ;沖縄本島のいたる所

スソヨツメダカラ( Cypraea stolida):
磯乞食でよく拾える、拾いがいのある貝の常連。しかし色あせている事が多い
(写真)スソヨツメダカラ;沖縄本島のいたる所
アミメダカラ( Cypraea scurra):
たまに打ち上げを見るもコイツは小さいにもかかわらずハラダカラ同様に網目模様がはがれている場合が多い。
(写真);渡嘉敷島

アジロダカラ(Cypraea ziczac):
私の好きなスミナガシダカラ?をとうとう見つけたか?と思ったが違った。打ち上げでも艶やかではある。
しかし、スキューバ中に見つけた殻(写真中央)は色が濃いのは単なる個性?;沖縄本島、部瀬名&瀬底島南
ハチジョウダカラ(Cypraeinae Mauritia):
昔、沖縄本島の知念半島を南下した際はヤクジマダイカラばかりだったので勝連で見つけた
艶の落ちたものを必死に磨いたものだったが、渡嘉敷島越島隊で転石の下によく見つけるようになった。重厚な貝にもかかわらず
サバラダカラ(Cypraea hirundo)
サバ、ホンサバ、ニセサバ等、紛らわしい分類あるが、コレはサバなはず。;辺戸岬;


バラフシラタマガイ(Trivirostra exigua);
ムギツブガイより一回り小さく、赤い星が2〜3個。沖縄の流れの速い離島の綺麗な海に多い。
;座間味島・古座間味&渡嘉敷島・リルガファ&与那国島・久部良


(イモガイ科)

 

タガヤサンミナシ(Conus textile):
沖縄での磯乞食駆け出しの頃は小さなモノでも出来るだけ綺麗なものをと探し回っていたが、
今や懐かしき大昔。沖縄中の海岸で拾えるが、大きい綺麗なものは離島に限る。
ダイビングの際にもよく転がっているし、ナイトダイビングでも生態をよく見かける。
(写真)左:タガヤサンミナシの殻縁がめくれ上がって成長してしまった個体で、まるでゴホウラのよう。;渡嘉敷島 右:生態;大度

バラフイモ(Conus pertusus):
持っている図鑑には「フィリピン以南」となっているが、たまに見つける。ダイビングではもっぱら深場で見つける。
(写真)バラフイモ;渡嘉敷島
アンボイナ(Conus geographus):
「殺人貝」として知っていたし、たまに打ち上げられている。が、殻が薄いのと色あせしやすいので
なかなか打ち上げはいい標本にはならない。シュノーケリングやダイビングでよく海中に貝殻が転がっている。
殻皮が被ったまま打ちあがるケースもたまにある。


ラヌンキュルスイモガイ(Conus nigropunctatus):
最近はダイビングにかまけて、昔の様なひたすら歩き回る磯乞食をやっていないが、
そんな昔、今では歩こうとも思わないであろう金武の海岸で拾った唯一のもの。
ダイビングでは勿論、その後の磯乞食でも拾っていない。
なので、あまり綺麗でない海の浅場に居るのか?

シロマダライモガイ(Conus nussatella):
ダイビングの合間の磯乞食でたま〜に見かける。打ち上げは殻口が割れている事が
多いが、コレは殻皮までついた無傷の打ち上げ。 ラヌンキュルスもしかり。

(ショクコウラ科)

 
ヒメショクコウラ(Harpa amouretta ):
渡嘉敷島では打ち上げも珍しくはない。生きたものは砂地よりも何故かリーフの裂け目や洞窟近辺にいる。
(左写真)ヒメショコウラ:;沖縄本島、辺戸(中写真)ヒメショコウラを背負ったお洒落なオカヤドカリ。;渡嘉敷島
ベニオビショクコウラ(Harpa harpa):
いろあせているので何とも言えないがおそらく稀なベニオビだろう。ショクオウラは普通種だというのに
打ち上げすら拾った事がない。何故?;阿嘉島


ユウビガイ(Morum ponderosum):図鑑には稀産と書かれているがちょくちょく打上がる。最初に見た時はマンボウガイの幼貝かと思った。
(写真)ユウビガイ;渡嘉敷島





(ウサギガイ科)

 

  マメウサギガイ:たまに拾える。しかし、生きた物は見たことがない。(右写真)マメウサギ;渡嘉敷島


(タマガイ科)

 

テマリダマ(Naticarius insecta)& ナガレシボリダマ(Tanea areolata): 友人のブセナテラスリゾートでのウェディングと、仕事の半ドンが重なって、
ひっさしぶり(約7年ぶり?)に、部瀬名岬で磯乞食。ブセナテラスが出来たせいで、
俺の浜が荒らされているのでは?と不安だったが、浜は平和であった。
打ち上げはアジロダカラとかカノコダカラとかが思ったより見つからず、その代わり、
これまで意識していなかったか、見逃していたかだが、テマリダマガイとナガレシボリダマガイの2種を発見。
いずれも少産〜稀産とある。ここ 部瀬名岬はやっぱすごいね。
;部瀬名岬 ;
クチムラサキダマ(Coralliophila neritoidea):
模様が面白い。;沖縄本島、部瀬名


(フジツガイ科)

 

ベニアラレボラ(Gyrineum roseum):
よく拾えるが、角が磨かれている場合が多い。俺のオキニのひとつ。
(写真);沖縄本島のいたる所
ショウジョウラ(Cymatium rubeculum):
ちょくちょく打ち上げられるが、色あせたり角が磨かれている場合が多い。朱色が美しい。
(写真)ショウジョウラ;渡嘉敷島
ジュセイラ(Cymatium hepaticum ):
たまに打ち上げられているが多くは割れた破片だったり白化している場合がショウジョウラよりも多い。
(写真)ジュセイラ 左;殻皮をかぶったまま打上がったもの。
:座間味島 右;綺麗に打上がったもの:渡嘉敷島
トウマキボラ(Cymatium succinctum):
たまに打上がるが朽ちている場合が多い。(写真);渡嘉敷島


(フデガイ科)

 

タキフデガイ( Neocancilla takiisaoi ):
稀なフデガイ。左端は打ち上げ。中央と右はスキューバ中に見つけたもの。右端は細いが、もしかしたら他種?
答:タケノコフデガイだそうです;左:渡嘉敷島 他:瀬底島南



(ベニシボリガイ科)

 
 
ベニヤカタガイ(Aplustrum amplustre)&ベニシボリガイ(Bullina lineata):
模様があの有名なブランデーガイ(オーストラリアでは昔はこの貝とブランデー1本を取り替えたらしい。)
に似た、しかも鮮やかな赤い模様の貝。しかし、1cm 程度の小ささと薄い貝殻故に壊れ易いのが残念。
ちなみに本土では和歌山県は潮ノ岬で割れながらも3cm 程度の大きなものを発見した。
カノコダカラ同様、北方大型化説は正しい?(左写真)ベニシボリガイ;沖縄本島 部瀬名;


(セコバイ科)

 

スギタニセコバイ(Colubraria muricata)& オボロセコバイ:
スギタニセコバイは一番大きくなるセコバイ。オボロセコバイと呼ばれる方も、スギタニセコバイに一緒にされる模様。(右写真)スギタニセコバイ;渡嘉敷島 オボロセコバイ;沖縄本島 喜屋武  



(カノコガイ科)

 

クサイロカノコ(Smaragdia rangiana):
鮮やかなライトグリーンの可愛い奴。沖縄本島では、アマモ場の砂浜に打ち上げられていたが、与那国では
アマモ場よりは無縁と思える断崖絶壁の近くの砂浜(与那国島の久部良漁港脇の小さな浜)にたくさん打ち上げられていた。
与那国の比川の一番はずれにある浜、に大量に打ち上げ。ククサイロカノコのグリーンとよく見られる小さな薄紫の貝と
相まって美しい。・与那国島・比川・久部良;


(ソデボラ科)

 

トンボガイ(Terebellum terebellum):
よく打ち上げられているので本当なら載せないところだが、模様の変異を見つけたので、載せてあげる。
(写真)トンボガイ 左;模様が螺旋を描いている。右;普通の柄:沖縄本島のいたる所


(科)

 
ヒメカラスキ(Pterynotus bipinnatus):【稀】



  磯乞食でヤドカリさんの落とし物で見つける。:2014年4月 辺戸岬 礁原
 
与那国島のみで見つけた貝

 

カイコヘリトリガイ(Volvarina philippinarum);
この貝は図鑑的にはフィリピンの貝らしい。が、ここ 与那国島の久部良漁港脇の小さな浜にはたくさん打ち上げられている。
;与那国島・久部良
ツグチガイ?:
ツグチガイとほぼ似ているのだが、どちらかといえばマメウサギのやせた感じ。白にちかいピンク。沖縄にはツグチガイ系は
見つからないと思っていたのだが、与那国の 与那国島・久部良漁港脇の小さな浜で毎日、十数個打ちあがる。だいたい3種類に分けられる。
;沖縄県・与那国島・久部良

ルリガイ等は漂流貝











マングローブ域・主に西表島で見つかる貝

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ヒメカノコ(Theodoxus oualaniensis):
マングローブの生えた汽水域にいる。模様が多様で面白い。(写真);西表島
ヤエヤマザクラガイ:
西表島のマングローブ林にたくさん打ちあがっていた。(左写真)ヤエヤマザクラガイ;西表島
キバウミニナ:
西表島のマングローブ林のヒルギの木の根本にたくさん転がっていた。(写真);西表島
シレナシジミ:
西表島のマングローブ林で見つけた。前回来た時はキバウミニナの多さに圧倒され、シレナシジミが埋もれているのを
見つけ損なったが、今回はキバウミニナのいない、海岸に注ぐ小川を散策し、2個の生きた大きなシジミをゲット。
当然茹でて食べたのだが、調味料なしでは水っぽくて食べづらい。
「大きな殻なのにこんなに小さな〜」
とよく言われるが、それでも小ぶりのカキ位はある。
ちなみに前回見つけたのはシレナシジミで無かった事が判明。
(写真);西表島
font size="3" color="red"> シレナシジミを西表島のマングローブ林で見つけようと思ったのだが、
探し所が悪かったか、意外に見つからず、打ち上げを1個のみ。
もっと大きく重厚なものが欲しかった。(写真);西表島
サザナミスイショウガイ(Strombus canarium):
図鑑には「多産」となっていたが、沖縄本島ではなかなか発見できずにいた。
唯一、汚い中城湾で足元をハブクラゲに刺された代償として白化したヤドカリ入りのスイショウガイを授かっていたが、
期待した西表島の汽水域の干潟でも、程度の良いものは見つからず、
今年、小浜島にオウムガイを拾いに行ったら、マガキガイ同様に沢山打ちあがっていた。
(右写真)サザナミスイショウガイ;小浜島






日本本土で主に見つかる貝

磯乞食での採集:日本本土編







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