Log-book on my HP821

梅雨の間は台風あったり、梅雨通り悪天候だったりと、結局、6月は1度も潜られなかった。
で、梅雨が明けても、結構、風が強かったり・・・てゆ〜か、最近、行く気が失せてしまっている。

「6月末の大潮に、久しぶりに渡嘉敷島越島隊なぞ・・・」
と、計画していたのだが、ネット購入したテントがなかなか届かず、実行ならず。
来週には広島帰省もあるので、ならばダイビングをば。

南西の風 曇り時々晴れ 波高1.5m

日曜も同様だったのだが、朝起きると結構、雲が厚く、ついつい・・・


朝5時に起き、猫達の世話をした後、6時前には車を走らせた。
日曜の曇りどころか、にわか雨が降りまくり、これなら、予定通り、日曜に行くべきたった、と後悔。
ただ、辺戸岬にたどり着く頃には晴れ間が覗いたのだった。





23/07/05<辺戸西カレント>曇り

辺戸岬に7時半に到着。
南西の風とはいえ、波高1.5m。波予報では明日から大荒れになる模様だし、はたして辺戸西は・・・
展望台から見てみると、冬辺戸時期の心配は御無用。渦巻く波も無く余裕〜
ただ・・・
手鋸を持って獣道を進む。
アダンもだが、周囲のススキを始めとした下草が茫々。
機材を背負って通れる程度に伐採を進めた。

結局、1本目開始は9時過ぎに。
今日は大潮。最大満潮は8時前なので、1本目は「カレント」で砂採集、2本目は「ラビリンス」で大物三昧で行こう。
まだ満潮位。胸元まであり、波に翻弄されながら少しづづ、「心配波止場」へ向かった。
潮位があるので、周囲の風景を見ながら,大体でエントリー。
出来るだけ西で沖に向かう事にしたら、いつもの最短ルートを過ぎてしまっていた。
改めて補正、少し迂回はしたが、確実に「2つの塔」に辿り着けた。
既に下げ潮は始まってはいたが、砂を持っていても帰りは這って無事に戻られる程度。
一気に潮が強くなればわからんが・・・
「チブル珊瑚」に御挨拶し、「カレント」に到着。14分と最短より3分程度遅れてしまった。

海中岬周囲にはバラフエダイ含め、沢山魚が群れていたが、コレといった大物の姿は無し。



カメラのセッティングをしながら「文室」へ潜降す。
オーバーハングの裏には・・・な〜んも。
大きなヤギをウサギさん探しするも、これまた居らず、そのまま、水深50mの世界へ。
常連のヨスジフエダイと、屯していたキンチャクダイをパチリ。(写すもん無い・・・)


洞内には、ホワイトチップが1匹。「内路」側に逃げて行ったので、パチリ。
巧く焦点があっておらず失敗した。ま、これまでも撮ってるからいいさ。



久しぶりの「ネット・サルベージ」事業開始。、まずは洞内を一袋。
引き続き、「内路+外路」をもう1袋。
エア残は100、デコタイム6m2分で帰路についた。
「誘い回廊」でエアボトルを投入し、クレバスから顔を覗かせると・・・
若干、流れが強くなっていた。
それでもクレーター脇廻りでなく、「静寂の亀裂」経由で余裕。
「指差し岩」付近でエア残50だったが、いつものエグジットポイントまでは余裕。
3分デコクリアし、余裕のエグジット。

log1588
最大水深(Max.depth)(m)48.7m
潜行時間(time)(分/minute)54分
平均水温(Min.temperature)(℃)23℃
潜行場所(point)辺戸西カレント
潮(tide):大潮 満潮→干潮
遭遇 (encounter)アオウミガメ ホワイトチップシャーク
収穫 ハナヤカケボリ(美)&(並)×2 カノコダカラ(並)
ハナヤカケボリ(美)×2 ホンサバダカラ(美) 
ジュズダマダカラ(並)×2 フイリフデシャジク(美)


久しぶりの辺戸西の浜で砂を捌いてみる。「内路+外路」を捌いてみたが、イマイチ。








23/07/05<辺戸西ラビリンス>曇り時々晴れ
2本目は予定通り「ラビリンス」方面へ。
波は荒いが、冬場のそれとは違い、「ラビリンス」直近のリーフからエントリー。
潮目クッキリで覚悟はしていたが、エントリーして直ぐに潮の流れ有り。
いつの間にか流されていて、「ラビリンス」に繋がる道を探して潮に逆らい戻る。
恐らく・・・と思わる道を沖に向かうと、ビンゴ。更に沖に海中山脈が見えてきた。
出来るだけ断崖沿いに向けて進むが、流れが強すぎて、掴んだ珊瑚塊がゴロゴロと剥がれて
俺ごと流されてしまった。それでも何とか這って進んで断崖を見下ろすと・・・
な〜んも居らん。ギンガメが婚姻色付きで屯し、上空にはイソマグロが群れて・・・
とゆ〜のを期待したのだったが・・・な〜んも居らん。
しばらく待ってみたが、な〜んも現れない。流れが強過ぎて、魚も集まれないのでは?
断崖沿いを北壁に向けて流されてみると・・・
流れのよどみに無数の・・・アカモンガラ達が屯していた。なんだかなぁ。
やっぱ、流れが強すきなんだろうなぁ。
なんやかんやでエア残100。デコタイムは無し。 期待外れでな〜んも写すモノが無く、渦巻く排気ブローとアカモンガラ達を含め撮影。


エア残100で、デコタイムすら出ていないが、この酷い流れ。
万が一、戻るのに苦慮してエア消費しまくったらいけないので、早々に帰路についた。
なので、出来るだけ浅場に戻ってから流される事にした。
強い流れで俺は膝や肘をコンコンと岩にぶつけて痛い痛い。
そしてカメラもコンコンブツケてしまう。カメラレンズ面は傷つけないようにしないと・・・
あれ?なんだこれ?
ハウジングの中で水面がゆらゆらり。あかん、水没や・・・
1本目の大深度でも問題なく、「ラビリンス」を離れるまでは、ま〜ったく水没の気配すら無かったのに!
最早、想像の領域でしかないが、岩場で潮に揉まれて這いずり回り、カメラをブツケ廻った為に、
たまたま、ハウジングがオープンになってしまったのではないか?
こんな事はこれまでで初めてだ。(水没は何度もあるが・・・)
ただ、今回だけは大丈夫。多分。今回は水深20m以浅。カメラ自体の耐圧は20mある。
直ぐに上がってカメラを洗って、ハウジングも洗わないと。
塩水に放置しておくと、直ぐに錆が出てきてしまう。
水深15m内外で流されつつ岸寄りに。不案内な風景で戸惑うが、このまま流されつつ深度を上げれば間違いないだろう。
と、案の定、「西回廊」にぶつかりエア残70。余裕〜
いつもの様に潮に流されつつ水深7m内外で東へ東へ。遠目ながら1匹のアオウミガメが過ぎて行く。
今日2本で2匹目。決して多くは無いが、ここ暫く出会わなかったのだから良しとしよう。
炎天下の礁原を歩いて戻るのも嫌なので、多少の波はあるが、出来るだけ獣道付近にエグジットする事に。
当然、クレバス毎にお宝が転がっていないか見て廻ったが、な〜んも。
エア残30あったが、3分の安全停止した上でエグジット。 大潮の強い流れの中、な〜んも居らず。外れダイビングだった〜



産卵中のメレンゲウミウシ
安全停止中、クレバスで発見。カメラが動いているか試しにパチリ。
水の動きとハウジング内に出来た水面が邪魔だったが、何枚か撮影して1枚なんとか。上1/4がエア。



log1589
最大水深(Max.depth)(m)19.6m
潜行時間(time)(分/minute)55分
平均水温(Min.temperature)(℃)26℃
潜行場所(point)辺戸西ラビリンス
潮(tide):大潮 満潮→干潮
遭遇 (encounter)アオウミガメ
収穫 なし


今回も辺戸西が外れてしまい、ガッカリダイビング。
辺戸南の海を眺めつつ、しばらく黄昏た後、帰路に。







「ネット・サルベージ」結果報告



辺戸西「洞内」は・・・外れ。カノコ、ウミナシジ等有るも艶褪せ。ウサギさんもハナヤカ1個・・・ 

   
ベニフデ?にミガキノミフデ。ゴカクヨウラクにホンサバダカラ


   
2個目のFusceulima goodingiにHorologica gwenaellaeと久しぶりのギヤマンキリオレ。


「内路+外路」も外れ。目視で見つけていたヒメショッコウラは何処いった?







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