Log-book on my HP821
沖縄では普通、GW中に雨が降るな〜と思ったら、梅雨に入っていた、って事が多いのだが、
今年は、梅雨入りが遅い感じ。ようやく18日に梅雨入りとあいなった。
「コロナ禍も去り、最大9連休も・・・」
梅雨前線が沖縄を通過して一旦荒れた後、波高1mが!
しかも大潮。これは行かないと。

北西→東の風 曇り時々雨 波高1m

大潮のこの海況を逃さないのは無職なればこそ!
と、いいたいところだが、残念ながら日曜日。
月曜も1mではあるが、午後から荒れる模様。
これまでなら日曜に荒れて月曜から回復、ってパターンだったのに・・・

昨夜は23時には床に入ったので、5時には自然に目が覚めた。
しかも、暑くなってきたせいか、エリザベスは廊下で寝ており、心おきなく起きられた。
朝飯を喰らい、猫達に餌をあげて浦添を6時前に出発。

辺戸岬には8時半前に到着。海を眺めに行く事もなく、機材をセッティング。


23/05/21<辺戸岬>曇り

今日は大潮。最大満潮時は7時過ぎで、既に下げ潮になっているはずだが、まだ潮位はある。
しかも、結構な波。1本目なのでまだ流れていないはずだから、「心配波止場」エントリーで「カレント」に直行、は無理。
なので、強い波に揉まれつつも、普段のエントリー口から。クレバスの上では、怖いくらいの波が崩れていた。
やはり、まだ流れておらず、「カレント」に向かった・・・が、「二つの塔」に辿りつけず、沖に出てしまった。
いきなりの見知らぬ景色に戸惑うが、おそらく少し西側に出たかと。
ならば、水深10mレベルで東に流せば・・・ビンゴ!
「西回廊」が見えてきた。ひと安心で更に沖へ。
「チブル珊瑚」にご挨拶し、「カレント」に17分で到着。5分近く遅れてしまった。
さすが大潮だけあって、バラフエダイ達の群れが多め。更に奥にはデカナポが。
残念ながらギンガメ達の姿は見られず。
息を堪えて、まずは「文室」へ潜降開始。オーバーハングの裏には・・・
な〜んもおらん。と、岩陰から魚群が!・・・なんや、雑魚のテングハギ達やん。
崖沿いのヤギをチェックしつつ、水深50mの世界へ。
洞内には・・・な〜んも居らず。なので、早速「ネット・サルベージ」事業開始。
しばらくぶりなので、洞内には手つかずの貝殻溜りが。
しかし、期待すると外れる事が多いので、平常心を保って、洞内を1袋。
続いて「内路+外路」を1袋。エア残80のデコタイム6m2分。ゆるりと浮上開始。
「誘い回廊」にてエアボトルを投入し、クレバスから顔をすと・・・
まだ流れておらず、そのまま宙空移動開始。徐々に深度を上げつつ、岸に向けた。
後ろを振り返りつつ、何か大物が出てないか確認しつつ。
ところが、後ろよりも、目の前、10m下辺りになんと!イソマグロの群れがっ!30匹はいようか。
浮上途中なのと、少し距離があるのと、更には、重い砂袋を持っていて、カメラのセッティングが出来ていない。
ようやくカメラをUPした時には、既に群れは最後尾付近となっており、群れは北に向かっていた。
ダメ元で1枚撮影したが・・・これで砂が無かったら、追いかけて撮影してただろうなぁ。

最短距離でエグジットポイント付近に辿り着いたが、デコクリアもエア残25。
特に逆潮でも無かったが、レギュレーターからのエア漏れが多かったせいかなぁ。
いつものエグジットポイントから楽勝エグジット。


log1586
最大水深(Max.depth)(m)49m
潜行時間(time)(分/minute)50分
平均水温(Min.temperature)(℃)23℃
潜行場所(point)辺戸西カレント
潮(tide):大潮 満潮
遭遇 (encounter)イソマグロ群れ(30匹前後)ナポレオン大
収穫 ハナヤカケボリ(美)×2&(並)×2 テマリダマ(美)
リュウグウケボリ(並) コダマウサギ(美)×3 ジュズダマダカラ(美)


砂を捌いてみる。「内路+外路」を1袋も・・・外れ。う〜む。





23/05/21<辺戸西ラビリンス>曇り時々雨

2本目も辺戸西で。
すっかり干上がったが、波は穏やかになるどころか、クレバスが洗濯鬼状態。
これは、何処からでもエグジットとはならないなぁ。
潮目はクッキリでは無いが、恐らく流れているだろう。
なので、今回は「ラビリンス」にて大物三昧。先程もイソマグロ達が群れていたではないか。
きっと今頃、「ラビリンス」にギンガメ達と共に群れ集まっているに違いない。
(つい最近も同じ様にほくそ笑んでムゲだった苦〜い経験があるが・・・)
波が巻いているので、無理せず、通常ルートで。前回、まさかの迷い状態になったので、リベンジだ。
このルートは基本だから間違う事は無いはずなのだが・・・下手なショートカットでこんな事になるので今回は。
波に翻弄されながら洗濯鬼クレバスを沖へ逃げる。浅場は波に翻弄されて、気分が悪くなる。
「アカヒメジの舞台」には踊り子達の姿は無し。心地よい逆潮もあり、「ラビリンス」は期待出来る。
今回はショートカットもそこそこに、西へ西へ。
やや春霞が残っているが、海中山脈を這って登って行った。
いつものポイントに到着とともに、2匹のカスミアジと1匹の大きなイソマグロに遭遇。
「おお、これは既にギンガメ&イソマグロがコンボでお祭りさわぎか?」
と、カメラをUPし、断崖下を覗き込んだ・・・
な〜んも居らん。よく海底付近でギンガメ達が群れている事もあるのだが・・・それすら無し。
イソマグロもあの1匹が消え去って以来、1匹も現れず。
「しゃあない、このまま流されて『カレント』に行くか」
エア残はまだ150有るし余裕〜。
水深15m前後のこの崖上ならば、窒素もあまり溜まらないだろうから、もう少し様子を見てから・・・
ダイコンを確認すると・・・あれ?バッテリー低下警告状態〜
1本目では予兆すら無かったのに〜
2本目でダイコン無しに水深50mに行くのは危険。ましてや波が結構荒くて、何処でもエグジット出来るわけではない。
しゃあないので、今回は、初心に戻って、しばらく此処で大物待ちとしよう。
・・・が、エア残120まで待っても、ギンガメ1匹すら現れず。
エア残110で北壁沿いへ行ってみる。メインポイントに居なくて北で群れていた事もある。
ド〜ンと流され北壁に。な〜んも。きしょいアカモンガラ達が沢山舞っていただけ。
そこから再び流されて、「チブル珊瑚」にご挨拶。
「静寂の亀裂」に行ってみる。ここが最深20mだ。ゴロタ石が多いのだが、今日は結構、砂が多め。
1袋カイボってエア残100で帰路に。「東回廊」を経由したが、コレといったお宝は転がっておらず。
大体水深7〜10mレベルをゆるりと流し「指差し岩」に到着。久しぶりに浅場の洞窟に行ってみたが・・・
な〜んも。いつものエグジットポイントでエア残30。ちょいとキッコウダカラ探索したが、これまた無し。
十二分に浅場に居たので、エア残20でエグジットした。
が・・・波が強い上、エグジットルートの礁原上のクレバスは洗濯鬼状態。波が被る毎に翻弄され、
とても先に進めず。たまらず、脇の礁原上に逃れた。が、強い波に転がされ、フィンを脱ぐ間に、
再びクレバスに吸い込まれそうになるのをギリギリ回避。
片フィンのみ脱いで立ち上がり、波と格闘しながら岸に逃れた。ふぅ〜
2本目は大外れだっただけでなく、やはり、海亀1匹すら見なかったなぁ。


log1587
最大水深(Max.depth)(m)約20m
潜行時間(time)(分/minute)?分
平均水温(Min.temperature)(℃)?℃
潜行場所(point)辺戸西ラビリンス
潮(tide):大潮 満潮→干潮
遭遇 (encounter)イソマグロ カスミアジ×2
収穫 トゲウネコウシツブ(美) ナンヨウフデシャジク(美)


砂を捌いてみたが、外れ。
久しぶりの辺戸西の砂浜には何本も海亀が産卵に上がっていたから、居るには居るのだろうが・・・
もう1本、「辺戸岬キャニオン」でも潜られる余裕はあったが、ダイコン無しでは・・・
とゆ〜わけで、早めに帰路についた。タンク充填料金が上がった分、高速を使わず下道から。




「ネット・サルベージ」結果報告



辺戸西「洞内」は・・・1年ぶりのリュウグウケボリ・・・だけ。外れとは言えないが当たりとも・・・ 
小玉だが艶々ウミナシジ、ハナヤカケボリ、オレンジシラゲガイ、アンボイナ幼等。
 
1年ぶりで大き目、艶やかではあるのだが・・・2か所に小さな穴あり。う〜む・・・
くっきりツートンが美しいバライロヨウラク。

 
「内路+外路」はイマイチ。
ボロいナスビバオトメフデ、バライロアラボリクチキレツブにキンランイモ、サメの歯程度。
久しぶりのヒメシロオビモモイロオトメフデ


砂は多かったが・・・久しぶりの「静寂の亀裂」は外れ。






      リスト       






inserted by FC2 system