Log-book on my HP818

無職になってはや10日経過。有給消化時同様、時間は十分あるも、
「いつでも潜られる」
と、思ってしまい、以前の様に、潜られれば潜ろう的冒険心は皆無。「うねりをともなう」なんて問題外。
結果、4月に入っても未だ潜らず、テレビを見たり、長らく作ってなかったプラモデルを作ってみたり。
「これではいかん・・・」
と、思い直し、久しぶりに海に向かう事とした。


東の風    波高1.5m 

前回同様、辺戸岬は結構、荒れるんだろうな・・・

平日なので、車が混む前に・・・と、6時前には出発。
が、日曜と違って、結構、車が多い。それでもなんとか8時過ぎには辺戸岬到着。
ダメ元で辺戸西を見に行くも・・・やっぱダメだわ。

23/04/11<辺戸岬>曇り

8時半には崖を下る。 今日は小潮前の中潮。最大満潮時は9時過ぎで、今は潮止まりか?
時折、波が巻くが余裕。ただ、海に近づくと、俺の貧乏神たる海神様が、高波を連荘。
前回とまったく同じだなぁ。だと、大物居ないのかなぁ。
なので、「象の鼻」から、と思っていたが、敢えて波高い崖下直からエントリー。
クレバス内に潜行、岩にしがみついて波に吸い上げられそうなのを回避。
うねる中、這って沖へ。
鯨の鳴き声も無し。
「ちょいオフ」付近、アカウミガメの婚活期待してみたが、期待すると現れないのはいつもの事。
ゆるりと上げ潮が残ってはいるが、潮止まり感有り。
なので、西遠征は2本目として、今回は「辺戸洞穴」周囲の探索とす。
かなり沖に出たが、それでも鯨の鳴き声は聞こえない。
海中岬のある棚の上から「辺戸洞穴」に向けて潜降開始。
北口を目指して深度を下げていった。途中から息を堪える。
長らくシュノーケリングしていないせいで、息堪えが続かない。
息苦しさを我慢して潜入した洞内には!
な〜んも。ま、こんなもんだ。流れもほとんど無いし。
側洞も見てみるが、常連さんのテングダイがペアで居ただけ。



そのまま「祠」へ向かい、半洞窟を潜り、「祠脇」へ。
がっつり一袋、カイボった。砂量も多く、1袋お土産も。
で、外れまくりだが、一応、「ヤギ根」周囲も1袋採取。
デコタイム3m5分で帰路についた。
流れもゆるく、余裕で帰路に。
デコクリア後、大きな波に乗って、「象の鼻」側から楽々エグジット。
しかし・・・アオウミガメ1匹すら見られなかったなぁ・・・



log1579
最大水深(Max.depth)(m)40m
潜行時間(time)(分/minute)53分
平均水温(Min.temperature)(℃)21℃
潜行場所(point)辺戸岬
潮(tide):中潮 満潮
遭遇 (encounter)なし
収穫 バラフシラタマ(美) バライロセンジュガイ幼(美)
ハナヤカケボリ(美)×2 ナナホシケボリ(美)×2


砂を捌いてみる。しかし・・・相変わらず。
「ヤギ根」があっという間だったので、「祠脇」の砂も。う〜む・・・





23/04/11<辺戸岬>晴れ
2本目も「辺戸岬キャニオン」側で。
潮が動いている為か、結構、波が巻いておどろおどろしい
ただ、礁原が干上がっているので、余裕で「象の鼻」側へ。
放置してきた機材を持って、海に突入した。
あれ?銀ちゃん達が屯っている。あれ?
な〜んか、沖に吸い出される感あるぞ?
ドロップオフからは、思いっきり追い潮。つまり、いつもの満潮での流れだ。なんで?
最大満潮からまだ4時間だし、どんどん干上がっているから、普通なら逆潮で、帰りが追い潮楽勝のはずなのに。
以前も一度、こんな体験から、ず〜っと流れを勘違いしていたのでは?と一度、リセットしてみたのだが、
結局、上げ潮は北西向け、下げ潮は北東向けに戻ったのだった。しかし、今回は全く逆!
2本目で「キンメモドキの洞穴」へ遠征するつもりだったのだが、2本目も「辺戸洞穴」周囲に。
これなら、1本目で遠征しておくのだった〜!後悔先に立たず。

1本目同様、棚上から「辺戸洞穴」へ潜降す。ここから洞までの間は乱流が起きていて宙空移動しづらい。
それでも根の上に到着。カメラも外部ストロボも準備OK。先程もストロボ発光モードになっていたし。
これだけ流れているから、なんか居るだろ。
息を堪えて、洞へ潜入・・・居たーーー!!!
俺が好きなガンメタリックなロウニンアジと鉢合わせ。しかも大きい。
シャッターを押すまでに横向きとはなったが、それでもバッチリ近写!完璧〜!



・・・と、思ったら、外部ストロボが光らず。(なので、手振れしていた)
あれ?さっきは発光デフォルトになっていたのにーっ!
なかなかロウニンアジは巧く写させてくれない。(てゆ〜か、俺がヘボばかり)
でもまぁ、証拠写真はおさえたし・・・


写真を見て気づいた。ペアだったんだ〜

以降は何も居ないままに「祠脇」へ。「ネット・サルベージ」事業開始。
2度目で当たった事は無いが、1本目の時のおこぼれを期待。
「ヤギ根」は1本目で外れていたし、流れが強いので止めておく。
デコタイム3m15分だが、残圧は120。潮に逆らいつつ帰路についた。
重い砂を抱えて強い逆流の中歩くのはきついが、エア残が多いので、気は楽。
それでもエア残70で「象の鼻」沖にたどり着けた。
久しぶりに海中岬先端付近まで行ってみたが、春霞がある上、結構な流れ。なので、先端に行くのは止めて、
脇のクレバス内を戻る事に。貝殻溜りがあれば、ひとカイボリでも。
・・・が、コレといった溜りは無く、しかもクレバス内の逆流が酷い。
エア残も50になり、慌てて這い上がった。
「象の鼻」に舞い戻ってエア残30のデコタイム3m5分。
再生サンゴを愛でつつ、な〜んも無いままにデコクリア。
すっかり干上がってベタベタな中、楽々エグジット。

log1580
最大水深(Max.depth)(m)37m
潜行時間(time)(分/minute)51分
平均水温(Min.temperature)(℃)21℃
潜行場所(point)辺戸岬
潮(tide):中潮 満潮〜干潮
遭遇 (encounter)ロウニンアジ×2
収穫 ハナヤカケボリ(美)×3 ナナホシケボリ(美)


「ヤギ根」の砂を捌いたが・・・やはり外れ。
辺戸南の海を眺めつつ、しばらく黄昏た後、帰路についた。


「ネット・サルベージ」結果報告


 
「祠脇」は・・・ハナヤカ、ナナホシケボリが2個づつ、艶々ジュズダマありまぁまぁ。
バライロセンジュガイ幼貝あり。色濃いバラフシラタマも。 


「ヤギ根」は相変わらず。

 
綺麗なドロシーヨウラク、色濃いシロハシシズクニナ、不詳クダマキ程度。


2回目の「祠脇」は・・・「残り物に福有り」を期待したが・・・う〜む
ハナヤカ2個にまたもやナナホシ。最近、ナナホシ続き。


深場では少ないゴマフカニモリにシンプルさが綺麗なホソシワノミニナ
ハセガワサナギチビカニモリ似の不詳ケシカニモリにモリシマサンゴヤドリ。

     

で、ボロいサシコツブ、不詳アッキ幼貝、クダマキ類。最後のはどっかで見た事ある模様なんだがなぁ。


バラサンショウスガイの黒にLeptothya cf.naninaの黒。 どっちも黒。





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