Log-book on my HP817

いよいよ、現職場を辞めるにおいて、有給消化開始。
時間は十分あるも、
「いつでも潜られる」
と、思ってしまい、以前の様に、潜られれば潜ろう的冒険心は皆無。「うねりをともなう」なんて問題外。
結果、あまり潜られないままに半月が過ぎてしまった。う〜む・・・
「これではいかん・・・」
と、思い直し、久しぶりに海に向かう事とした。


東の風    波高1.5m 

巧くいけば、辺戸西も可能かも。
平日なので、車が混む前に・・・と、6時前には出発。
が、日曜と違って、結構、車が多い。それでもなんとか8時過ぎには辺戸岬到着。
辺戸西を見に行くが・・・予想外に大きなうねりが入って波高し。ダメだこりゃ。

23/03/17<辺戸岬>曇り

8時半には崖を下る。 今日は中潮前の若潮。最大満潮時は9時過ぎで、今は潮止まりか?
時折、波が巻くが余裕。ただ、海に近づくと、俺の貧乏神たる海神様が、高波を連荘。
崖下直からエントリーしようと思ったが、止めて、いつも通り「象の鼻」から。
波荒い断崖下をなんとかクリアして、改めて海へ。
巻く波をやり過ごして、次の高波が巻き上がる前にクレバスにエントリー。
が!BCにエアが入っていて沈まない!
波に煽られクレバスから礁原に打ち上げられてしまう。
エアを抜きながら、次の波が襲ってくる前にクレバスに再イン。
波に巻き上げられないよう、岩にしがみついてやり過ごした。
沖に向かうが流れは無し。鯨の鳴き声も無し。
ドロップオフからいつも通り、水深10mの棚上を西へ向かった。
水深30mの棚にさしかかり、宙空移動。
流れは・・・無し。帰りは問題なさそう。そのまま水深20mレベルを西へ。
ときおり、小さく鯨の鳴き声が聞こえた。遠いなぁ。
「キンメモドキの洞穴」付近で潜降開始。いつも通り、コロダイ達が屯していた。
と、断崖で久しぶりのピエロを発見!

CUT

ケショウフグだ。なんとか崖沿いの窪みに追い詰めてお顔をパチリ。

洞内には・・・大物の姿は無し。なので、早速、「ネット・サルベージ」事業開始。
広く浅く1袋。さらにお土産を追加。
続いて「竪穴」へ。こちらも大物の姿は無く、かいぼり開始。
以前より、ゴロタ石が多くなってきていて、採取し辛い。
エア残100のデコタイム3m12分で帰路についた。棚上をゆるりと宙空移動しつつ、
水深30mの棚の縁に到着。いつもなら25mあたりでエアボトルを投入するのだが、忘れてきてしまった。
なので、BCにエアをパンパンに入れてそのまま宙空移動を継続。
逆潮も無いが、追い潮も無し。「辺戸洞穴」上空にたどり着いて、一応、周囲を見てみるが、大物の姿は無し。
そのまま「象の鼻」沖へ向かった。大きな魚の群れが居たには居たが・・・雑魚たるテングハギ&テングハギモドキ達。
潮位があるので、浅場のサンゴを愛でつつ「崖下直」へ。
デコクリア後、大きな波に乗って、楽々エグジット。




log1577
最大水深(Max.depth)(m)43m
潜行時間(time)(分/minute)48分
平均水温(Min.temperature)(℃)21℃
潜行場所(point)辺戸岬
潮(tide):中潮 満潮
遭遇 (encounter)なしth>
収穫 ジュズダマダカラ(美) ゴマフダカラ(美)  ハナヤカケボリ(美)×8
ナナホシケボリ(美)×2 フイリフデシャジク(美) アザミエビス(美) ソナレイモ(美)  


砂は「竪穴」だけ捌いてみる。しかし・・・相変わらず。
「キンメモドキの洞穴」の砂は持ち帰る事にした。





23/03/17<辺戸岬>晴れ
2本目も「辺戸岬キャニオン」側で。
礁原はあまり干上がっておらず、潮が動いている為か、波が高く、時折、怖いものがある

緊張の「断崖下」をクリアし、「象の鼻」側からエントリー。
ギンちゃん達のお出迎えは無し。
ドロップオフからも流れなく、久しぶりのちょいと「なかゆくい」を経由してみた。
だからといって特に何も出会いは無く、棚上を沖へ。鯨の鳴き声は聞こえない。
崖から宙空移動開始。「辺戸洞穴」に向けて潜降。
期待した洞であったが・・・ナンヨウカイワリ達の姿もなく、洞内にもな〜んも。
しゃあないので、「祠」から「祠脇」へ。当然の如く、大物の姿は無し。
なので、「ネット・サルベージ」事業開始。こちらは貝殻溜りに乏しい。なんとか1袋採取。
そのまま、「ヤギ根」へ。当然、途中のヤギをウサギさん探しするが、な〜んも。
こちらは砂は多いが・・・あまり期待できないよなぁ。

エア残120のデコタイム6m1分で帰路についた。
いつもの様な怒涛の逆潮は無く、デコクリアしつつ余裕で戻られる。
なので、久しぶりに「ちょいオフ」経由で。こちらには時に小さなアオウミガメが居るのだが・・・
おらず。長らく、アオウミガメ見てないなぁ。う〜む・・・
な〜んも無いままにデコクリア。波のうねりが感じられ、エグジットが怖かったが、大きな波に乗って、華麗にエグジット。
log1578
最大水深(Max.depth)(m)39m
潜行時間(time)(分/minute)49分
平均水温(Min.temperature)(℃)21℃
潜行場所(point)辺戸岬
潮(tide):中潮 満潮〜干潮
遭遇 (encounter)なし
収穫  ツマニケボリ(美)  ハナヤカケボリ(美)×5
フイリフデシャジク(美)  ヒモカケシリキレボラ(並)  


「ヤギ根」の砂を捌いたが・・・やはり外れ。
辺戸南の海を眺めつつ、しばらく黄昏た後、帰路についた。


「ネット・サルベージ」結果報告



「キンメモドキの洞穴」は、ソナレイモ、艶々ジュズダマ、フイリフデシャジク、ハナヤカ3個等、まずまず。

  
Mitrella sp.程度か。


「竪穴」は・・・ハナヤカ複数もいまいち。


「ヤギ根」は相変わらずダメダメ。
間近での2個目となるモクネジツボ。


「祠脇」は、ハナヤカ複数個等あってまずまず。

     

艶々で鮮やかなProtoelongata xerampelina、角ばった感あるツマニケボリ
スマートなケボリクリムシ?(模様を考慮しなければVitreolina philippi?)にハナゴショグルマ




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