Log-book on my HP824





購入してから約4年目にしてようやくプルメリア白が咲いたり、
購入してから5年目にしてようやく斑入りハイビスカスが咲いたり、ベランダではハイビスカスが咲きまくりなのだが・・・

8月25日  金曜  晴れ時々曇り  南東の風 波高1m 

しばらく波高1mが続いたが、他の用事があってダイビングに行けず。
25日にはフィリピン東に台風9号が発生する予報だったので、波が弱いうちに・・・

朝5時には目を覚まし、エリザベスの添い寝もなく、すぐに起きて朝飯喰らい、すべて準備OK!
・・・だったのだが、な〜んか行く気になれず。
浦添から穏やかな水平線を望みつつ、何故に行かなかったのだろう、と自己嫌悪。
普段はやりたい事が出来なくなるのは・・・鬱の兆候?
そう考えれば考える程、次第に気分が暗く重くなっていく。
日本の東を行く台風10号も発生、その間に熱低になりそうな雲もあり(台風11号に)、
このままだと台風連荘で海に行けなくなるではないか!

8月26日  土曜  晴れ時々曇り  北東の風 波高1m 

台風9号がフィリピン東で回転迷走したおかげか、まだ「うねりをともなう」は無い。
このままだと、精神的にダメになりそうなので・・・

同じく朝5時前に目を覚ます。夢の中では「如何に行けない口実を作るか」的夢を見ていて重症だ。
同じく朝食を済ませ、重い腰を上げて、車を北に走らせた。
いつもより30分早く出たので、車は少なめ。スムーズに中部を越え名護へ。
名護からも、遅い田舎爺車に邪魔される事もなく、8時過ぎには辺戸岬到着。
一応、辺戸西の海を見に行く。
今日は小潮明けの中潮。最大干潮が7時頃で、上げ潮状態。少し波が高いが・・・行ける。





23/08/26<辺戸西カレント>晴れ


前回、獣道はなんとか通れる様にはしたが、2往復には厳しい状態だった。
なので、準備運動がてらに手鋸を持って獣道を行く。
引っ掛かりそうな木の枝、目元に当たりそうなアダンの葉等、次々と伐採。
アダンの茂みも、前回伐採した箇所に新たにアダンが倒れ込んで再伐採。
今後、張り出してきそうなアダンの若芽も伐採す。
こ1時間、拡張工事を頑張って駐車場に舞い戻ったが、既にヘロヘロ。
持ってきたボトルコーヒーをがぶ飲み、しばし、車内で涼んだ。
30分経過し、ここにきてダイビングするのが億劫になってきた。いかん、いかん。
機材をセッティング、涼みたいトコを我慢し、いざ、辺戸西へ。
今日は中潮、最大干潮が7時半頃で、既に2時間経過。上げ潮弱い辺戸西でも
流石に上げ潮になっているだろう。
上げ潮になったか先程よりも波が高まり、場所によっては巻いている。
「心配波止場」付近で波を分け入り、片フィンを履いて沖へ向ける。
逆潮なので、既に上げ潮だ。流れに逆らって、なんとか「二つの塔」まで水面移動。
ここから節約モード全開で、「西回廊」脇を「チブル珊瑚」近くまで・・・
と、思ったのだが、ススス〜ッと体が北東に持って行かれる。あれ?
どうやら、まだ、下げ潮が残っているようだ。
てゆ〜か、過去、3本潜って、ほとんど下げ潮だった事もあるので、おかしい事ではないが。
「西回廊」にて潜降開始。脇の水深15mレベルを珊瑚伝いで沖に向けた。
「チブル珊瑚」に御挨拶。「カレント」へ。



いつものバラフエダイ達や地味系の魚が屯していたが、大物の姿は無し。

目前に「カレント」が迫って7分経過。ま、普通より3分程度節約出来たか。
カメラを準備して「文室」へ潜降開始。
大物の姿は無し。だが、1匹のイシガキダイが俺を威嚇するかの様に目の前を過ぎて行った。



ヤギをウサギさん探ししながら潜降継続。水深50mの洞内には・・・な〜んも。
なので、早速、「ネット・サルベージ」事業開始。洞内を広く浅く1袋。
でもって、「内路+外路」をもう1袋。いつもなら、艶々ウミナシジやジュズダマダカラが転がっているものだが、
目ぼしいモノはパッと見、無し。ならば、砂中にと、期待するのだが、期待するとダメなんだよね。
エア残120のデコタイム6m3分で帰路につく。途中の紫色の大きなヤギを見回してみるが、ウサギさんの姿は無し。
ここは、居そうで居ないんだよなぁ。
ふと見上げると、上空にギンガメアジの群れがたなびき、1匹のナポレオン大が。遠いが、なんとか証拠写真を。

CUT


いつもなら「誘い回廊」経由するのだが、敢えて断崖斜面を上って行く。もしかしたら、ギンガメアジ達が、
興味津々でぶわぁ〜〜〜〜〜っと・・・来ず。ナポの偵察すら無し。なんだかなぁ。

CUT


そのまま、再び「静寂の亀裂」経由で戻る。相変わらずの逆潮なのだが、酷くは無いので、
重い砂を持っていても、それ程苦慮しない。再び「チブル珊瑚」に御挨拶し、深度を上げる。
「西回廊」沿いを途中まで遡上、そこから宙空移動開始。緩くドリフトしながら東へ東へ。
エアには余裕があり、エア残40にて普段のエグジットポイント付近沖に到着。
そのまま東へ更に流した。
デコクリア出来た場所で更に安全停止しながらエグジット。波当たりは結構強いが、潮位はそれ程高く無いので余裕〜


log1594
最大水深(Max.depth)(m)48m
潜行時間(time)(分/minute)53分
平均水温(Min.temperature)(℃)26℃
潜行場所(point)辺戸西カレント
潮(tide):中潮 干潮〜満潮
遭遇 (encounter) アオウミガメ×2 ナポレオン大 ギンガメアジ群れ
収穫 ナナホシケボリ(美) ジュズダマダカラ(美)&(並)×2


近くの日影で「内路+外路」を捌いてみたが・・・外れ。
「洞内」の砂だけ持って戻るが、炎天下の中、やはり重い。
フィン、マスク、カメラ、ウェイトは置いて来たのだが、汗が噴き出る。
ヘロヘロで駐車場に到着。






23/08/26<辺戸西カレント

既に持ってきていたコーヒーは空なので、100円自販機へ。
しばらく無くなっていたスポーツドリンクがあったので、迷わず購入。
一気に飲み干し、機材を入れ替えて、13時過ぎに2本目へ。
相変わらずの炎天下で、途中でクラクラしたが、なんとか渚に到着。
しばし、近くのタイドプールに浸かって涼んだ。

2本目は腰元まで潮位があり、波毎にタンクが重くなったり軽くなったり。
波当たりは強いが、何度か高波をクリアしながら沖へ。
1本目同様、水面移動で「2つの塔」へ到着。上げ潮になっていて、緩いながらも逆潮。
少し沖へは泳ぎ続けてみたが、疲労が強く、潜降。「西回廊」と「東回廊」の間に着底。
結構強めな上げ潮で、這って進む。2本目なので、「チブル珊瑚」への御挨拶はせず、
最短ルートで。「カレント」に7分で到着出来た。
潜降続けたが、特に大物遭遇は無く、水深50mの洞窟南口にて大きなマダラハタが居ただけ。



洞内には、2匹のホワイトチップリーフシャークが居て、1匹を写すもイマイチ。


直ぐに「ネット・サルベージ」事業開始。1本目でカイボってない箇所を中心に広く浅く1袋。
で、「内路+外路」をもう1袋。エア残は120も、デコタイム6m4分で、慌てて浮上開始す。
宙空移動できる程の緩さではないので、今回は敢えて逆潮に逆らいつつ、
「タートルケープ」を横断する形、つまり、エグジット目標に最短となるルートを試してみる事とした。
予想はしていたが、水深20m前後が継続、じわじわと浅くなるので、デコタイムが伸びる伸びる。
不案内な事もあって、このまま直進すれば「怪獣岩」方面とは分っているが、無理せず、
見慣れたクレバスに沿って戻って行った。結果、いつもよりはショートカット出来たが、
デコタイムは3m27分と結構溜まった〜
いつものエグジットポイント沖でエア残40。デコタイムは3m20分。エグジットは出来るだけ東で。
水深5m内外を東へ東へ。エグジット予定の箇所で、エア残30切って、デコタイム3m15分。
あかん。水深4mにて出来るだけ「20秒ひと呼吸」作戦で行く。
何もせず、ただ、ジッと時が経つのを待つのは長い。まぁ、疲れているので、ボ〜っとするにはいいのだが。
エア残10切ってデコクリア。少し余裕が出来たので、2分だけ水深3mで安全停止継続。
潮位は高くなり、波も巻いていたが、その波に乗って華麗にエグジット。
獣道出口沖合だったのと、浅場までは砂の重さが少しだったので、ヘロヘロというまでではなかった。



log1595
最大水深(Max.depth)(m)48.5m
潜行時間(time)(分/minute)61分
平均水温(Min.temperature)(℃)26℃
潜行場所(point)辺戸西カレント
潮(tide):中潮 干潮
遭遇 (encounter)ホワイトチップリーフシャーク×2 アオウミガメ×2
収穫 ナナホシケボリ(美) ツマニケボリ(並) ムラクモコダマウサギ(美)×2
ジュズダマダカラ(美)&(並)×4 クロシオダカラ(並) ナンヨウフデシャジク(美)×4
ハクセンフデシャジク(美) Eumetadrillia fuegiensis(美) 





辺戸南を眺めながら乾杯。お盆は過ぎたが、沖縄はまだまだ夏。





「ネット・サルベージ」結果報告



辺戸西「洞内」は期待外れ。

   
ギヤマンキリオレに、殻表が平坦だったので、他種かと思ったが、おそらくホソヤカキリオレ。擦れたのか?
Tubercliopsis spは連荘。

   
初?のDaphnella proximaに不詳クダマキ。これだけ特徴的で、コンペイトウクギシャジク似。
不詳フデガイ系に不詳アッキガイ系。いずれも幼貝だろうなぁ。分らん。

「内路+外路」も外れ。


リベンジの「洞内」は当たり。2度目はいくら場所を変えても外れる事が多いのだが。



   
サシコツブにMicrodrillia sp. 2個出てきたムラクモコダマウサギ

   
ホソウネチョウジガイにCerithiopsis poppearum。


リベンジの「内路+外路」は外れ。1層剥げているが、クロシオダカラ程度。
あとは2個目となるEumetadrillia fuegiensis。UPで見るとオレンジだが、遠目では桃色に見えなくもない。






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