辺戸西ラビリンス&カレント
怒涛の流れに大物づくし。
沖縄本島でこれだけ見られるのはココだけ。
ただし、怒涛のスーパーカレントに翻弄される上、景色が単調で危険極まりない。
主に私の開発したポイントであるが、はっきり言って、ここにムヤミに立ち入るのは超危険。私自身も、危うく漂流の危機があったし、身近でもエア切れで危うく遭難しかけた輩もいる!!
よって、賢いダイバーはボートダイブで「辺戸岬キャニオン」を潜りましょう。
レベル | 危険 |
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流れ | スーパーカレント |
魚影 | 大物・群れ・何でもあれ |
会って嬉しい魚種 | ナポレオン小〜大・ギンガメアジ群・イソマグロ群 ウミガメ3種・テングダイ・ホワイトチップ・リーフシャーク ロウニンアジ(時に群れ)バラクーダ ホシカイワリ ナンヨウカイワリ カスミアジ マダラトビエイ マダラエイ |
出た事があるが稀 | インドカイワリ群 マンタ イトヒキアジ |
評価 | 100% |
辺戸西ラビリンス
水深20〜40m前後。
流れがあれば、断崖から高確率でギンガメアジ大群が見られる。春〜秋 夏〜秋は婚姻色が混じり、あまり逃げないので撮影しやすい
また、6月〜8月にはイソマグロも群れてやってくる。
ギンガメアジ大群
沖縄本島で高確率にこれらが見られるのはココだけ
巧くすれば、自分の周りを廻ってくれる
イソマグロ大群
沖縄本島で高確率にこれらが見られるのはココだけ
ギンガメ&イソマグロ大群
特に6〜7月 9〜10月に見られる。盛夏だとイソマグロは集まらないようだ。中にカイワリ、カスミアジやGTが混じる事がある。
ギンガメ&イソマグロ大群&ロウニンアジ群
ギンガメ&イソマグロ大群には時にロウニンアジヤナンヨウカイワリ、カスミアジが紛れ込む事がある。
2011年6月にはロウニンアジが10匹程度の群れで紛れ込んでいた。
レベル | 危険 |
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流れ | スーパーカレント |
魚影 | 大物・群れ |
会って嬉しい魚種 | ギンガメアジ群・イソマグロ群 ウミガメ3種 ロウニンアジ カマスの群れ バラクーダ タテキン幼 カスミアジ |
評価 | 100% |
辺戸西カレント
水深20〜70m前後。
辺戸西のポイントではラビリンスとならんで双璧。
流れがあれば、時にギンガメアジ、イソマグロ大群が見られる。春〜秋
テングハギ、テングハギモドキ、クロハギ、バラフエダイ等の雑魚魚の群れは常連。
ナポレオン大〜小がよくいる。
冬場はGTが群れる事もある。
年中、GT率高い。
ナポレオン
辺戸岬側でも見られるが、こちらでは結構、近寄れる。
一時は、目の前でじゃれた犬のように身体を地面にこすりつけていた。(かいいの〜)
ロウニンアジ
GT遭遇率は高い。冬場には群れることも!
ホワイトチップ・リーフシャーク
水深50m近い「ヨスジの洞穴」ではよく見かける
テングダイ
水深50m近い「ヨスジの洞穴」にいつも群れている。時にカッポレが混じる
テングダイも夏は「ヨスジの洞穴」に、それ以外は水深40m付近の「文室」に居ついている。
アカウミガメ
沖縄ではどちらかというと、アカウミガメは少ない。これはたまたま「ヨスジの洞穴」で寝ていたところを発見。たっぷり遊ばせてもらった。
イソマグロ&ギンガメアジ群
ラビリンスほどではないが、時に群れる
レベル | 危険 |
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流れ | スーパーカレント |
魚影 | 大物・群れ |
魚種 | ギンガメアジ群・イソマグロ群 ウミガメ3種 ロウニンアジ カマスの群れ テングダイ・ホワイトチップ・リーフシャーク 巨大マダラハタ、ナポレオン小〜大 カスミアジ群 |
評価 | 100% |
偽オレンジ岬
水深30〜90m前後。
カレントに「オレンジ岬」と名づけている岬があるが、周囲の雰囲気が似る。
過去、間違って立ち入ってしまい、漂流しかけたイワクつきな場所
基本、最も浅い部分でも30mを超え、よっぽど余裕がないと危険。
かつ、辺戸西界隈で一番流れる場所、ここで流されたらアウト。
ツムブリの群れ
ツムブリのみならず、群れが来る外洋ポイント
レアモノが見られそうではあるが、かなり危険なポイントなので近寄り難い
レベル | 超危険 |
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流れ | スーパーカレント |
魚影 | 大物・群れ |
会って嬉しい魚種 | 時にギンガメアジ・イソマグロ群 ウミガメ3種 ロウニンアジ カマスの群れ 巨大マダラハタ ナポレオン小〜大 |
評価 | 80%(魅力あるが、危険率高いのと深いのが難点) |
辺戸西【怪獣岩】
水深20〜70m前後。
辺戸西開発の起点となった所。
時に大物が廻るが、極稀。
近くにホーシューを思わせるようなドロップオフがあるが、大物を見た事がない。
白化現象以降の再生珊瑚の美しさは辺戸界隈ではトップレベル。
レベル | 中〜上級 |
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流れ | 強い |
魚影 | 大物・群れ |
会って嬉しい魚種 | 時に群れ系 ウミガメ3種 稀系の回遊魚・イトヒキアジ等 |
評価 | 30%(辺戸西開発の起点ではあるが、今は余裕があれば経由する程度) |
辺戸西【タートルケープ】
水深20〜30m前後。
【怪獣岩】の北に接する広大な珊瑚台地。
英語的にはCape Turtle が妥当だろうが、パラオに「タートルコープ」というポイントがあるので、それに準えた。
潮流が速い時は危ない。
潮止まり、上げ潮時はこの台地で沢山のアオウミガメが寝ている。
湾側の一番北に面した岬たもとでは5〜6匹が屯している事が多々あり、近寄ると次々と離陸、海中を集団で舞うのは見事。
ただし、外す事もある。
珊瑚の棚上で寝ている(休憩している?)事が多いので、息を堪えて接近、写真を撮るのだが、なかなかどうして、
渡嘉敷島越島隊の時のようなシュノーケリングと違って、前向きドアップを撮影するのは難しい。
レベル | 中〜上級 |
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流れ | 普通〜スーパーカレント |
魚影 | ウミガメ |
会って嬉しい魚種 | ウミガメ(アオウミガメがメイン) |
評価 | 50%(アオウミガメ見たけりゃここまでおいで・・・って少し遠いし) |
辺戸西浅場
水深10〜20m前後。
主にデコクリアでくつろぐ場所。
「アカヒメジの舞台」「ノコギリダイの根」等、ちょっとした美しい場所あり。
マダラトビエイが夏場に群遊する事もある。
あくまで、カレント等の経由でしかない。
満ち潮時は礁原の上ですら、怒涛の流れになる事があるので要注意。
人懐こいナンヨウカイワリと戯れるH氏
レベル | 中〜上級 |
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流れ | 時に強い |
魚影 | ウミガメ多い |
魚種 | ウミガメ3種 マダラトビエイ ホワイトチップ・リーフシャーク 時にロウニンアジ・カスミアジ等の回遊魚 |
評価 | 30%(主にラビリンス&カレントの経由) |
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