GTR 35



俺は小さな頃から車が好きだった。
幼稚園時に好きだったのは、何といっても


Mazda Cosmo Sports

当時は考えなかったが、郷土の会社の車で、1967年と同期。当然、フェアレディZ(S30)も好きで、よく絵を書いていたが、
広島でも田舎に住んでいたので、滅多に見かけないコスモスポーツに憧れたものだ。

MATビハイクル
ちなみに、「帰ってきたウルトラマン」では、マットビークルとして登場。


NISSAN FAIRLADY Z (S30)

で、フェアレディZ。S30のみでも十分恰好良かったが、当時、実際に見た事無かったが、
ロングノーズのGノーズ装着車・240ZGも良かった。
ただ、一番好きだったのが、サファリ仕様のコレ。旅行先で偶々おもちゃ屋にあり、ねだったものの買ってもらえなかった・・・

その後、小学生時代に訪れた「スーパーカーブーム」。
漏れずに俺もカウンタックに憧れた。フェラーリ512BB等、ライバルが居たが、デザイン的に圧倒されたのはカウンタック。
ガルウィング(本当はシザードアらしい)でないフェラーリはお呼びでなかった。


Lamborghini Countach  LP400&LP500S

現在も沢山の美しいスーパーカーが世に出ているが、未だ色褪せない独特なデザインフォルムに惚れ惚れ。
コスモスポーツもだが、フロントよりもリアのデザインが更に良い。
カウンタックは結構長い間造られ、俺が中学生の時には映画「The Cannonball Run」でも使用された。
後期では「クワトロバルボーレ」とかいって、ゴテゴテとオーバーフェンダーが貼り付けられたが、
LP500Sの簡単なホイールアーチフェンダーの方が恰好良かった。
LP400のスペシャルモデルとして有名なのが、3台作製されたウォルター・ウルフ・カウンタックだそうで、LP500Sと熱中していたのは、
これの赤。後に黒と青を知り、青がまた良かった。カナダの石油王が依頼して作られたもので、赤は未だ日本にあるという。
写真からプラモデルから、この赤いカウンタックには夢中になったものだ。カナダの国旗もこの時に知った・・・はず。

スーパーカーブーム時代、ポルシェ914とかフィアットまで、全然普通スポーツカーなのに、
スーパーカー一括りされて、雑誌では扱われていた。
大人になって遠出するようになってから、カウンタックを実際に見た事があるが、やっぱ、恰好良い。
フェラーリも珍しいところで、エンツォ・フェラーリを見た事があるが、それよりもカウンタックの方が良かった。


LANCIA STRATO'S HF

ミウラやイオタ等も悪くはなかったが、デザイン的に次に好きだったのはコレ。
アリタリアカラーで、まるで昆虫の複眼の様なライトだらけなのが奇抜だった。
これもリアのデザインが秀逸。フロントは昆虫、リアは甲殻類って感じ。

これらスーパーカーは好きでも買える代物ではない。
ただ、大学の時、コルベット改造のカウンタックを見たが、ランボルギーニの闘牛シールが無いだけで、ほぼカウンタック。
ランチャストラトスもシルビアかでレプリカが作れるキットが販売されているとかあったので、ほんのちょっとだが、食指が動いた。

中学、高校になってからは、実際に見かけて気に入ったのが、


MERCEDES_BENZ 560SEC AMG

ベンツの500SEC. 日本が丁度、カクカクした車ばかりだった頃、広島市街で偶々見かけて惚れ惚れした。
田宮模型でもプラモデルが出ていて、何台か作ったものだ。(最終的に屋根を切り取って、オープンモデルも作った)
560SECとなり、特にAMGのブリスターフェンダーのモノはカッコよかった。


MERCEDES_BENZ 500SEC Buchmanns BB
外車専門雑誌「ル・ボラン」の広告で出ていた、Buchmanns BB 500SECは、クーペの形を崩さないままオープンになるという、
マジックトップを備えていて、500SECのオープンも憧れた。

ただ、街中で見かけたものとはいえ、いずれも高嶺の花。
そんな中、フェアレディZがZ31 へ進化。 半リトラクタブルライトを備え、Tバールーフは継続。


NISSAN FAIRLADY Z 300ZX(Z31 50th Anniversary US)

50周年記念USモデルは当時の日本車(US版だが・・・後付けキットは売っていた)の中では一番気に入った。


Chevrolet Corvette (C4)

少し頑張れば・・・と思えたのは、コレ。コルベットは、所謂、「スティングレー」のC3 が人気だが、デザイン的に俺はコレ。
しかも、ボディーが白、インテリアが赤のオープンモデルは最高。フロントも、リアも美しい。
コルベットが買えなくとも、いずれは同じ配色の車を持とうと思ったのがこの時だ。





NISSAN FAIRLADY Z 300ZX (z32) 2by2

で、初めて手にした車はNISSAN FAIRLADY Z (Z32)。中古でNAではあったが、
230PSは十分パンチあり、ワザとではないが、よく尻を滑らせてしまったものだ。
持っていたので贔屓するわけではないが、Z32が一番美しいと思う〜。



DAIHATSU COPEN

2台目はまさかの軽自動車。
だが、デザイン優先・室内スペース度外視のコレは愛嬌あるし恰好良く、FFながらキビキビ走る事が出来た。
ボディー銀・インテリア ライトブラウンだったので、販売終了前に
これをボディー白(ホワイトパール)・インテリア赤のBBS履いたヤツで買い直そうと思ったが、店に行った時には売り切れ。
ダイビングも行くし、車中泊もするので、結局、その後は2台連続でSUVとなってしまった。
で・・・




とうとうNISSAN GTR買った〜!
R34最後のファイナルエディションを狙うも、問い合わせた時には既に販売終了。
R35が3度のマイナーチェンジし、消費税が8→10%にUPする前にっ!と検討するも、
既に消費税UPを織り込んでしまっていて、購入する気になれず。
2021年に2022年式GTRnismoが登場し、即完売。2022年8月には騒音規制クリアできないGTRは
これにて販売終了?と囁かれるも、2022年式のニスモが出たなら2022年式の基準車も出るはず。
・・・と思っていたら、基準車と共にTspecという特別仕様が100+20台限定販売に。



2000件の商談があったそうだが、俺は自慢ではないが、くじ引きにはめっぽう弱い。
しかも、この世界的半導体不足による自動車製造の遅れであるなら、基準車すら確約は危ないかも。
幸い、2021年のトヨタ株の5分割により、含み益が一気に上昇したので、(ウクライナ侵攻で一気に下げたが・・・)
資金はなんとかなる。よって、9月末に速攻で日産に乗り込み、注文に至ったのだった。
予想通り、沖縄でTspec当選は無く、基準車も約500名が手付するも10月中頃には商談中断。
2022年式のGTRを作られる余裕は約300台以下で、沖縄では1番乗りだった俺を含め計2台しか確約されなかった模様。
普段は迷い道クネクネで失敗続きの人生だったが、コレだけは巧くいけた。
そして2022年2月19日に納車。約5か月待ち。


GTR35 2022年式 沖縄唯一の2台@NISSAN

普通車でも人気車種は4年待ちとかもあるようなので、GTRも8月前にファイナルエディションが数台出て終了 かな〜。
2021年式のGTRも中古価格が一番安いPure Editionで1900万円〜 となっており、
これで終了になったら2022年式は現存数も少なくPremium Editionならより買値より高値取引は必須。
下手な高級車購入して安値で買い叩かれる事を考えれば、趣味も兼ねた投機と思えば
いい買い物をしたでしょう〜


  







わずか1か月程度、2021年10月末から商談中断。
そして、2022年5月をもって、一度も再商談ならぬままに販売終了。






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